うさぎさんはサイテーです <1>
うさぎとかめのお話をけいおん風にアレンジした紙芝居です。
(と言ってもメインキャラは二人しかいませんが)
カラー絵本で出そうとか色々考えていましたが・・・とりあえず一部作って豊郷小学校に奉納しました。
以下、シナリオです。二回に分けてアップしますね。
(タイトルの「サイテーです」は一期12話の梓のセリフから)
『うさぎさんはサイテーです』
?

かめ わたしはうさぎさんがキライです。
いいかげんで、だらしなくて、いつも
めいわくしています。
?

かめ ある日、うさぎさんが東の国の音楽祭に行こう!
と言いました。でもそこへ行くには大きな山を
こえないといけません。
私は言いました。「ダメですよ、うさぎさんいつも
途中でつかれた?ってへたってしまうんですから。」
うさぎ (のんびりと)「だいじょうぶだよ?。私、この日の
ためにギー太を背負って足こしきたえてたんだから。」
かめ ギー太というのはうさぎさんのギターのことです。
…って、ギターはそんな目的で使うものじゃ
ありません!
「とにかく、わかりました。何があっても私は
助けませんからね。自分の力でゴールして
くださいね。」
うさぎ 「なーんとかなるさー、だいじょーぶい!」
かめ 心配です。とても心配です…。
?

かめ さて当日です。ギターのむったんを背負って山の
ふもとへ行くと、うさぎさんがかけよって来て
言いました。
うさぎ (うれしそうに)「実はこの山の上にはアイスの花が
咲いてるところがあって、食べるとすっごく
おいしいんだよ!見つけたらかめさんにも教えて
あげるから、先に行くね!」
かめ 「えっ…?ちょっ…?」と私が止める間もなく、
うさぎさんはぴょんぴょん山をかけのぼって
行きました。
?

かめ ところが、ふりかえって見るとうさぎさんの
ギー太がほったらかしになっているでは
ありませんか。うさぎさん、忘れ物…と
言った時には、うさぎさんはもうずっと
上の方にいました。
(つぶやくように)「…サイテーです」
しょうがないからギター2台を背負ってのぼる
ことにしました。でも重くてなかなか
進めません。
?

かめ 荷物と陽気のせいですぐに汗だくです。
じりじりと照りつける日で肌がこげてしまいそう。
もしかしてうさぎさんはわざとこんないじわるを?
そんな暗い思いに支配されそうです。
いやいや、うさぎさんはアイスのことになると
他のことをきれいさっぱり忘れてしまうのです。
わかっています。でも、一言しからないと
いけないです。
?

かめ 登りの半分ぐらいのところで、アイスの花に
囲まれてうさぎさんが寝ていました。私は
憎たらしくなってどなりつけました。
(!マーク2つくらいの気持ちで)
「コラーッ!起きろーです!何寝てるですかー!
うさぎさんがギー太忘れたせいですごく重かった
ですからね!今度はうさぎさんに全部背負って
もらいます!」
――(間)――
(不思議そうに)…?
?

かめ けっこう大きな声を出したはずですが、
うさぎさんはぴくりとも動きません。
あわててかけ寄ってみると――
うさぎ (つらそうに)
「…アイス…食べすぎて…おなかイタイ…」
かめ うさぎさんが苦しそうな声で言いました。
<2>へつづく
(と言ってもメインキャラは二人しかいませんが)
カラー絵本で出そうとか色々考えていましたが・・・とりあえず一部作って豊郷小学校に奉納しました。
以下、シナリオです。二回に分けてアップしますね。
(タイトルの「サイテーです」は一期12話の梓のセリフから)
『うさぎさんはサイテーです』
?

かめ わたしはうさぎさんがキライです。
いいかげんで、だらしなくて、いつも
めいわくしています。
?

かめ ある日、うさぎさんが東の国の音楽祭に行こう!
と言いました。でもそこへ行くには大きな山を
こえないといけません。
私は言いました。「ダメですよ、うさぎさんいつも
途中でつかれた?ってへたってしまうんですから。」
うさぎ (のんびりと)「だいじょうぶだよ?。私、この日の
ためにギー太を背負って足こしきたえてたんだから。」
かめ ギー太というのはうさぎさんのギターのことです。
…って、ギターはそんな目的で使うものじゃ
ありません!
「とにかく、わかりました。何があっても私は
助けませんからね。自分の力でゴールして
くださいね。」
うさぎ 「なーんとかなるさー、だいじょーぶい!」
かめ 心配です。とても心配です…。
?

かめ さて当日です。ギターのむったんを背負って山の
ふもとへ行くと、うさぎさんがかけよって来て
言いました。
うさぎ (うれしそうに)「実はこの山の上にはアイスの花が
咲いてるところがあって、食べるとすっごく
おいしいんだよ!見つけたらかめさんにも教えて
あげるから、先に行くね!」
かめ 「えっ…?ちょっ…?」と私が止める間もなく、
うさぎさんはぴょんぴょん山をかけのぼって
行きました。
?

かめ ところが、ふりかえって見るとうさぎさんの
ギー太がほったらかしになっているでは
ありませんか。うさぎさん、忘れ物…と
言った時には、うさぎさんはもうずっと
上の方にいました。
(つぶやくように)「…サイテーです」
しょうがないからギター2台を背負ってのぼる
ことにしました。でも重くてなかなか
進めません。
?

かめ 荷物と陽気のせいですぐに汗だくです。
じりじりと照りつける日で肌がこげてしまいそう。
もしかしてうさぎさんはわざとこんないじわるを?
そんな暗い思いに支配されそうです。
いやいや、うさぎさんはアイスのことになると
他のことをきれいさっぱり忘れてしまうのです。
わかっています。でも、一言しからないと
いけないです。
?

かめ 登りの半分ぐらいのところで、アイスの花に
囲まれてうさぎさんが寝ていました。私は
憎たらしくなってどなりつけました。
(!マーク2つくらいの気持ちで)
「コラーッ!起きろーです!何寝てるですかー!
うさぎさんがギー太忘れたせいですごく重かった
ですからね!今度はうさぎさんに全部背負って
もらいます!」
――(間)――
(不思議そうに)…?
?

かめ けっこう大きな声を出したはずですが、
うさぎさんはぴくりとも動きません。
あわててかけ寄ってみると――
うさぎ (つらそうに)
「…アイス…食べすぎて…おなかイタイ…」
かめ うさぎさんが苦しそうな声で言いました。
<2>へつづく
スポンサーサイト